よく耳にする排泄のお悩み、いくつかありますが、西洋的視点・東洋的視点から学んできた運動指導者として、私なりにわかってきた原因と改善策を、数回にわたってお伝えしていこうと思います。
※デリケートな内容なので、ずっと記事にすることをためらっていましたが、QOL(Quality Of Life・生活の質)に関わることを運動の観点からお伝えできる自信がついてきたので、書いてみました。表現はわかりやすく「おしっこ」やら「うんち」が出てきますことをご了承ください(笑)。
おしっこが近い
加齢によって気になってくる方、多いですね。
おしっこは、『腎臓で作られ続けているものを膀胱に溜めて、いっぱいになったら尿意を催しトイレで出す』という仕組みです。頻度が増えるのは
膀胱に溜めておく能力が落ちるから

膀胱におしっこを溜めておけなくなる=タンク容量が小さくなる=筋肉の伸び縮みが弱くなっている
内臓は、筋肉です。
ということは、
鍛えることができる❗️
※「鍛える」も、わかりやすい表現と捉えてください。
筋肉の伸び縮みを促してあげればいいのです。そのための1番のお勧め運動は
腹式呼吸です。
下腹部を呼吸で動かすと、必然的に内臓も変形します。それで「伸びたり縮んだり」することで、筋組織である膀胱が鍛えられるのです。
もう一つ、大事なことは
ギリギリまで膨らませる
膀胱を膨らませる=ストレッチです。可動域を広げるためには、伸びる限界まで伸ばしてから縮める必要があります。 ←トイレトレーニングのつもりで、1日1回、限界まで我慢してからトイレに行ってみてください。
内臓脂肪が多いと圧がかかって膀胱が膨らみにくい、ということも考えられるので、ダイエットも改善策の一つになることもあります。また、腹式呼吸では骨盤底筋の働きも促すことができます。骨盤底筋の筋力低下で起こる様々なトラブルもあるのですが、それはまた次回に。
お悩みは排泄機能だけではないと思いますが、色々なことを広く浅くやっても改善にはなかなか繋がりません。まず改善したい大きなお悩みに向かって、一つだけ、集中してやってみてください。(今までのブログは忘れて笑)
