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漸進性の原則
漸進(ぜんしん)性の原則とは、トレーニングの負荷や難易度は徐々に高めないと効果が上がっていかない、という運動の原則です。
例えば、5kgのダンベルでアームカールを10回ずつやるトレーニングを続けても、ある時期を過ぎると上腕二頭筋(力こぶ)の筋肉の大きさも増えなくなりますし、筋力も向上しなくなります。
ずっと同じメニュー・同じ負荷で続けてもいてもトレーニングの効果は上がらなくなるのですが、かと言って負荷や難易度を急に上げたら怪我につながるので、筋力や可動性の変化に合わせて適宜高めていく必要があります。
これ、実は筋力トレーニングに限らない原則だな〜と考えるようになりました。
と思ったら。
ありました🤭
「基礎なくして応用なし」
この言葉で検索してみたら主に教育関係(塾など)のホームページがヒットしましたが(笑)。私が考える「機能改善の運動処方」についても、この考え方を大事にしています。
不調の原因のアプローチまでに
腰が痛いお客様がいらっしゃいました。姿勢を変えるのも辛く、外を歩くのが怖くなってしまったと。
・真っ直ぐ立てない(前傾&片脚重心)
・座っても体が傾く
・仰向けで寝られない
・うつ伏せも痛くてできない
・顔を上に向けると激痛
・歩幅が狭い
痛みが出てからしばらく様子見されていた(「自然によくなると思ってた」そうです)ため、色々な要因が複雑に絡み合うような状態になっていました。
・足首・膝・股関節の曲げ伸ばし制限
・上半身前側筋の収縮硬化(縮んで硬い)
・上半身背面筋の伸展硬化(伸びたまま硬い)
これは、ご自身でできることもやっていただかないと。ということでお家でやる「宿題」を出しました。
この方は我慢強く、頑張りすぎてより痛めてしまう傾向があるので、とにかく『頑張らない体の動かし方』を体得していただくことに。まずは
スクワット
筋トレではなくてストレッチとしてやりたいので、「シンクや洗面台に掴まって」「痛みが出ないように」「体が揺れないように」「コントロールできるところまでゆっくりしゃがんで」「腕の力で立ち上がる」。
動作と注意点をお伝えしますが、しばらくはやはり『頑張ってしまう』。痛い方が効く、という刷り込みも強いんですよね…頑張れば、全身の筋肉が収縮します。痛みのある状態で急な筋収縮を作ると、痛みの原因となっている筋肉がびっくりしてもっと緊張するので「イタッ❗️」痛みがぶり返すんですよね。
『頑張らないスクワット』から始めて、何をやったか。次回記事に続きます(長くなり過ぎた😅)。
