↑前記事から、さらに詳しい事例をご紹介します。
嚥下補助作用
歯応えの少ない、柔らかいものばかり食べていると、「よく噛む」をしなくなります。噛むのって面倒くさくなりますからね。
噛まない習慣がついてしまうと、たまに「噛まないと飲み込みにくいもの」を口に入れても、よく噛まずに飲み込んでしまおうとします。すると、どうなります?
若い時なら飲み込む力(嚥下力)でなんとかなってしまうのですが、かつて若かった方🤭が同じように飲み込もうとしても
食道で引っかかります。
水で流し込んでも、うまくいかないんですよ、唾液は水より粘度があり、それで飲み込みをスムーズにするので。
そして、食道で引っかかったら、気道が開かなくなって呼吸できなくなりますね。すぐに命に関わります。
日頃からよく噛むことを習慣つけるために、口当たりの優しいもの以外も食べるようにしたいですね。
ちなみに、嚥下力を維持するために喉のストレッチはぜひやっておいてください。

消化作用
唾液の消化作用は、主にアミラーゼという酵素による「炭水化物の分解」の働きですが、よく噛まずに『早食い』をすると、十二指腸(胃の出口)から放出される
膵液(すいえき)
に分解を託されます。
※膵液は炭水化物以外のタンパク質や脂質も分解する酵素が含まれる強力な消化液です。
つまり、若いうちは噛まずに(唾液の嚥下補助作用を使わずに)飲み込めても、消化の際に内臓に負担がかかるのです。強力な消化液(劇薬)は過剰分泌されると内臓を傷つけ(溶かし)ます。早食いがたたって下血(肛門からの出血)で死にかけた、というかつての若者の話も聞きました。
よく噛んで、内臓を元気に働きやすくしておきましょう。ダイエットや病気予防にも繋がりますよ♪
