タグ:
体の調子を維持するのに、「感覚入力を高める」ことはとても大切です。
前回、ストレッチで体性感覚を高めましょう、という記事を書きました。↓
人間の感覚といえば「五感」というものがありますが、「五感」使えていますか?
視覚(しかく): 目から光や色、形を捉える感覚。
聴覚(ちょうかく): 耳から音や振動を捉える感覚。
嗅覚(きゅうかく): 鼻から気体中の化学物質(におい)を感知する感覚。
味覚(みかく): 舌で食物などの味(甘味、酸味、塩味、苦味、旨味)を味わう感覚。
触覚(しょっかく): 皮膚などを通じて圧力、温度、痛み、質感などを感知する感覚。
「五感」は本来、命を守るためのセンサーなのですが、現代人(特に都会)の生活の中は五感を鈍らせる便利なもので埋め尽くされていますよね。
・視覚は遮られ、近くのモニターやもっと手元の小さな画面ばかりを見る
・人工音に囲まれ、さらに耳を塞いで自分だけの音楽を聴く
・土や植物が減り、洗剤柔軟剤や香水に囲まれている
・チェーン店の画一的な味に慣らされ、手軽な合わせ調味料で変化のない味に慣らされる
・足裏を保護し、皮膚が過敏になり過ぎてガードが強くなり、皮膚感覚が遮断される
感覚入力(五感)→情報処理(脳)→出力(運動神経)
体を動かすためには必ず外部情報が必要になりますが、センサーが鈍っていたら「感覚入力」からエラーが起こり、間違ったまま「情報処理」されて不適切な「出力」に繋がります。
特に高齢者に多い交通事故は、こういった流れで操作ミスが起こっていると考えられます。
「考えるな、感じろ」
ブルース・リーのセリフでお馴染みの⁈有名な言葉ですね。上記の流れを知って改めて「その通り」と思うのですが、そもそも鈍り始めたセンサーをどのように磨き直せばいいのか。
簡単な方法は
自然に触れること
広い空や海、樹々の緑や花、山や川をぼんやり眺めて空気を感じ、風で揺れる葉や川・海などの水の音、鳥のさえずりや虫の声を聴き、人工物ではない匂いを嗅いで、素材そのものの味を楽しみ、自然素材を素手や素足など直に触れて…
昔を思えば特別なことではなさそうですが、今の生活に取り入れられていないのではないでしょうか?そもそも自然を感じるためには大概、どこかに出かける必要がありますからね。
自分も自然の一部であることを忘れた人間が失った、本来の能力を取り戻す、ということかなと思います。
心と体をより快適にするためにできることは色々あります(それを日々、記事に上げております)が、いっぺんにいくつものことはできませんから。まずは何か一つ、最初の一歩を、この「芒種」の時期に始めてみませんか?
