人は本来、変化を嫌うものです。
生物の体には、内外の環境因子に変化を生じた際に元に戻ろうとするホメオスタシス(生体恒常性)という機能がありますが、心にも“変わること・変えること”を抑えようとする力があるのかもしれません。
新しいことを始めるのが「難しい」と感じるのは、本来存在しない頭の中のハードルを勝手に上げてしまうためではないでしょうか。人間の心理としてなくすことはなかなかできませんが、ハードルを極力低くすることができれば、新しいことにチャレンジしやすくなります。
ところが多くの人はできない理由、やらない言い訳(ネガティヴ言葉、ネガティヴ心理)をまず考えてしまいやすいんですよね。できない理由、やらない言い訳(ネガティヴ言葉、ネガティヴ心理)はハードルを壁にする力を持っています。
さらに厄介なのは、周りからの
「あなたには無理」
という否定的な言葉。これは、可能性を潰してしまいかねない超強力なマイナスパワーを放ちます。
人付き合いがあまり好きではない母、コロナ禍で外出をさらにしなくなって「体が弱った」と訴えてきたので、人とあまり関わらないで外に出る機会を、と考え、かつてスポーツクラブに通った経験を活かしてマシントレーニング専門のジムに入会させることにしたのです。が、
「お母さん一人でマシントレーニングは無理でしょ。どうせ行かないよ。マシントレーニング楽しくないし。無理無理」
という姉の言葉によって、ちょっと頑張ってみようかな、と前向きだった母の気持ちが「やっぱり無理だわ」とゼロに落ちてしまったのです。
本人が「無理」と思ったら、何も新しいことはできません。この話は無かったことに…となりかけましたが。
私は人間の体のポテンシャルの高さと運動でできることを知ったので、母の未来を希望に変えることができると再度説得、なんとかもう一度「ちょっとやってみよう」と思わせて入会手続きを済ませることができました！
母の体と心がどのように変化するか、楽しみです！
あなたは「できない理由、やらない言い訳」を考えてしまってないですか。周りの人に「あなたには無理でしょ」と言っていませんか。いくつになっても新しいことは挑戦できます。可能性の芽を摘み取らず、やりたいことがやれる充実人生を選んでください。リハ＊トレーナーゆうかが応援します！
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