丹田(たんでん)て、知ってますか?
太極拳や気功、ヨガなどをされる方は聞いたことあると思いますが「へそ下3寸」にあるという
気を集めて煉り、元気の源『丹』を作り出す場所(田)
のことで、目安はおへそから指3〜4本分下の下腹部です。
ここ(丹田)が意識できると、「太極拳の動きがスムーズになる」とか「歩き方が美しくなる」と言われています。丹田から手足の動きを作るようなイメージです。また立位の人間の体の“重心”とも言われるので、丹田を安定させることで重心が安定し、バランス感覚も養われていきます。
まず、丹田を意識できるかどうかで変わってくるのですが、この意識を鍛えるために最適なのが
丹田呼吸法
いわゆる「腹式呼吸」です。両手の平を丹田に重ね置いて下腹部の動きを感じながら深い呼吸を行なうことで「丹田を使う」ことができるようになっていきます。
①丹田に手の平の中心を乗せ ②反対の手の平の中心も丹田に重ねる
また丹田を鍛えると、
腰痛予防&改善
も期待できます。腰痛は原因が多岐に渡るので、これだけで全ての人の腰痛が良くなるとは言えないのですが、丹田が抜けてしまうことで起こる「反り腰」は早かれ遅かれ腰痛を引き起こすので、丹田を鍛えることは全ての人にオススメです。
ここだけの話、筋肉ムキムキのボディービルダーでも丹田抜けてる人が結構います。反り腰やお腹ぽっこり。筋力トレーニングで鍛える部位ではないので、相対的に弱くなりがちなんです。ここだけの話。
腰が反ると相対的にお腹が前に迫り出します。 丹田(下腹部)を引き締めると腰は反らなくなります
日常生活の中で丹田が抜けると、立ち姿勢・歩く姿勢が崩れます。特に疲れると丹田が使いにくくなり、慢性腰痛を持たない私も仕事帰りの歩行が原因で腰が痛くなったりします。
丹田が抜けたまま歩くと脚を前に出すときに腰椎が支点になるため強い負荷がかかります。重い脚を持ち上げる負荷&地面に着地する衝撃の負荷!腰が悲鳴を上げるわけです。
上にも書きましたが「筋力トレーニングで鍛える部位ではない」ので、コツさえ掴めばすぐにでも丹田を意識できるようになります。そのためには
丹田呼吸法を正しく行なうこと
が大事です。簡単そうに見えることこそ、細かい部分に正誤が混ざります。丹田、うまく使えるようになりたい!という方はぜひお問い合わせください。
お問い合わせはこちら↓↓↓
#たくとれ #リハビリ #トレーニング #ストレッチ #オンライン #生涯健康 #気功 #丹田 #腰痛改善