痛みの根本的な原因を知る

運動器(筋肉や関節。ここでは神経や骨は除く)に痛みが出るのはなぜ?

痛みは機能不全(カラダの本来あるべき機能が失われた状態)、運動器の使い方が正しくないと、生じます。

運動器の使い方が間違っているとは?「各関節の役割が果たされずに動かされている状態のこと」とココでは定義します。

関節を形作っているのは

・骨

・筋肉

・筋肉と骨を結びつける腱

・骨と骨を繋ぐ靭帯

主にこれらの組織です。

各関節にはそれぞれ可動性安定性の役割があり、どんな姿勢&どんな動きでも役割が果たされている状態がカラダの本来あるべき機能を活かした状態です。

関節それぞれに必要な機能があります

この役割がうまく果たせないまま動かし続けてていると、過度に働いてしまう関節(可動性の関節が固まったり安定性の関節が動いてしまったり)に負担がかかり、使いすぎの筋肉と使わなさすぎの筋肉とのアンバランスが生じ、酷くなると痛みを生じます。体からの危険信号です。

典型的なのは不良姿勢!

バランスの悪い筋力、関節の使い方。正せば姿勢が整います。

立ち姿勢だけでなく、動いた時の姿勢や動かし方も大切です。むしろ動作時の方が影響は大きい。例えばスクワット、「膝がつま先より前に出ないようにしゃがむ」とはよく知られていますが、なぜか。理由は様々挙げられますが、1番は

効率の悪い動作になるから

です(目的によっては膝がつま先より前に出るやり方もある)。

効率の悪い動作=アンバランスな筋力の使い方をクセづけてしまうトレーニングは、体に痛みを生む原因になります。

でも、やらないよりはやった方が筋肉のためにはいい。(過去記事・正しさより楽しさ)

痛みが出ないように予防するのが理想ですが、残念ながら多くの人はなかなか予防に意識が向かないものです。痛くなってからどうにかしようと考える。でも、それでもいいんです。

痛みには原因があり、その原因を改善すれば痛みは出なくなる

のだから。体の変化を痛感することで運動の必要性を感じてもらえるので、私はこちらを推奨しています(笑)

痛みの根本原因にアプローチして解決する運動処方、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

※長期間、痛みや違和感を放置すると治まるまでにも長い期間が必要になります!症状を感じたら早めに手を打ちましょう!

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