膝の機能改善

「膝が痛い」

という方は、たいてい膝の関節軌道がズレてしまっています。

膝関節は、ほぼ垂直の脛の骨(脛骨)の上に腿の骨(大腿骨)が乗っかっていて、脛骨に対して真っ直ぐ方向の曲げ伸ばし“だけ”が得意な動きなのですが、真っ直ぐ方向以外の角度への曲げ伸ばしや捻る動きも、“関節の遊び”程度に動作可能です。

左はO脚、真ん中の矢印はO脚の骨にかかる力、右が適正位置

その、“関節の遊び”程度の動きが癖になってしまっているのが、上記の『膝の関節軌道がズレている』状態です。関節軌道のズレが常態化すると、膝の変形も生じてきてしまいます。それが

変形性膝関節症

ですね。

例えば、上写真。適正位置と比較するとわかりやすいですが、脛骨が垂直に立っていないのです。その上の大腿骨の角度も適正位置と変わっていて、さらに股関節の角度、もっと見ると骨盤が開いてしまっているのもわかります。脛骨が外に倒れてしまっているので足首の角度も不安定になってます。つまり

足首・股関節にも変形を生じてしまう

のです。(これは、O脚以外の変形性膝関節症にも言えます。)

そもそも膝の変形が起こってしまう原因は、なんでしょうか?よく言われるのは「腿の内側の筋肉が弱ってるから、でしょ!」

実は膝の変形という症状一つ取っても、原因は色々なパターンが考えられます。

・足の裏の体重の乗せ方が外側や内側などに偏ってる

・足首の安定性機能が落ちてる

・股関節が外に開いていたり捻れている

・内臓が落ちて骨盤が開いてしまっている

原因に当たらなければ、いくら腿の内側の筋肉を鍛えても膝の変形、痛みは改善しません。単一の筋肉や関節にアプローチしても、他の関節の変形や骨格のアライメントが整わないのです。

逆を言えば、原因にしっかりアプローチし、運動連鎖を再学習できれば

エクササイズで膝の変形を改善し、痛みを出さないようにしていくことができるのです。

問題の根本解決の4段階

リハ*トレーナーゆうかのパーソナルトレーニングでは、段階ごとの動作パターンや感覚を確認しながら、最終的にご自身で自分の体をコントロールできるようになることを目指します。

お勧めは60分×4回セット

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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