2025読書記録6月

先月は5冊!

①神様に一番近い動物 ー人生を変える7つの物語ー

この著者の本・物語が好きなので、Kindle Unlimitedに並んでいたのを入手。動物を主役にした短編集ですが、教訓が含まれていて心にじんわり響きます。文章も読みやすく、改めていい作家さんだなと思いました。

②ブランド 「自分の価値」を見つける48の心得

課題図書。

「企業は自分たちの事業(商品やサービス)を通じて、世の中をよくするためにある」

これ!この志を、全従業員の共通認識にしていかないと。その中で「自分に何ができるか」をそれぞれが考えられたら、とてつもないマンパワーになるな、とワクワクしました。

「マニュアルを渡して少し研修を受けさせれば誰にでもできる、簡単な仕事しかできない。自分なりの個性が発揮できず、マニュアルを超える価値を生み出せない。」

これでは人としての成長・スキルアップはなかなか難しく、仕事に対するモチベーションが低くなってしまう。個性を発揮するために自分なりの「仕事に対するミッション」を見つけること、それを促す仕組み作りを会社側がすることをやっていきたいです。スタッフ・会社・そしてお客様の「三方よし」を目指します。

「一つひとつは些細なことでも、目覚めたときから「to be good」であり続ける努力」

些細なことの積み重ねで人格が形成されていく、ということを常に頭の片隅に置いておかなければ、と思いました。「偉人は当たり前の積み重ねを大事にしている」というエピソードは数多く知られています。偉人になる気はありませんが、人から見られて軽蔑されない人格を持っていたい。そのためには「怠惰」に流れないようにしなければ。私がダメ人間になるのはあっという間と自覚しているので(笑)。

私がこれからやっていきたいことが言語化された、共感だらけの一冊でした。

③ミッション 私たちは何のために働くのか

課題図書。

先に「ブランド」を入手したので、読む順番が逆になりました(「ブランド」に「ミッション」の内容が載っていました)が、とても読みやすかった、と同時に「今の私はどの仕事をしていても、火花が散る瞬間があるな」と思いました。

お客様の成長・進化に繋がる運動指導を心がけていますが「痛みが改善した」「できなかった動きができるようになる」「運動に苦手意識のある子供達が上達を感じられる」「体を動かすことを『楽しい』と思える」などを直接見聞きすることができるので、それが全て自分の喜びに繋がっています。

“運動嫌いのトレーナー”

という立ち位置を早い段階で確立できたことで、自分のミッションも見つけやすかったかもしれません。

天職を得て、使命を見つけられた私は幸運だなと思います。

④そろそろ会社辞めようかなと思ってる人に、1人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

課題図書。

・現在の若者の不幸は経済的貧困によるのではなく、主体的に人生を選択する勇気と知識の欠如によるもの。「経済力(豊かさ)」と「幸せ」はあまり連動していない

→息子たち世代に限らず、それを強く感じます。なんとなく毎日を過ごしてしまう、目標を見つけられず「お金を稼ぐ」ことを目的に日々を過ごしてしまう人が多い気がします。うちは経済的にきつかったこともありますが、幸せに過ごせていたなぁ。

・事業が拡大するときに大切なことは「固定費を上げないこと」と「人との別れを覚悟しておくこと」

→ノウハウよりも実は大切かもしれない心の持ちようは、意外と今までにあまり触れていなかった気がしますね。

・失敗率が低いのは、先に進むための判断をしていない可能性がある。ベストを尽くすよりベターを積み重ねる。能力を上げるよりもプライドを下げる努力を

→新しい何かに挑戦し続けること・ベストは状況によって変わるので現時点でのベターを選び続けること・そして謙虚に過ごすことを常に意識し続けます。

⑤身体構造力 〜日本人のからだと思考の関係論〜

SNSでお勧めされた本。概要を読んで即買いしました。買って正解、大変興味深い内容の本でした。

・人体は【骨格構造】で絶妙なバランスを取りながら姿勢保持、動作コントロールをしている。人体をシンプルな【構造体】としてみる。

→医学の常識を覆すような「構造医学」を提唱したのは物理学者の吉田勧持氏だったそうです。閉鎖療法という創傷治療の新しい扉を開いた夏井睦医師も「微生物学や生物学の基礎を学ぶことにより、医学にたくさんある『常識の噓』が手に取るように見えてきた」と語っています。医学に疑問を持てるのは医学を習っていないから、と思っていましたが、医師でも異を唱える人がいるのは心強いです。

・コンピューター制御によって鉄の棒を倒さないように立たせておくという「倒立振子」の実験。棒を立たせておくだけの姿勢制御すら、人間の神経の伝達速度では間に合わない。人間が姿勢保持しながら歩く、走るなどの動作を実現するためには【何か別の機構と構造】が存在している

→「骨格とそれを支え動かす筋肉の働き」だけでは説明しきれない、高度な人体の機能。骨格の構造不全からあらゆる愁訴を引き起こす可能性にも合点がいきました。

・身体の中にある水分がバランサーの役割。下半身が左に傾いた場合、上半身の水分を右に偏らせることでバランスをとっている。血管やリンパ管などが収縮したり弛緩したりして水分の量を調節、内臓も動く。

→想定以上の「欲しかった情報」!無意識下の体内でこんなことが行われているなんて!凄すぎて泣きそうです(笑)。そしてやっぱり「水って大事」でした。

他にも、私が漠然と捉えていた人体の様々な機能についての解説…だけでなく現代社会の問題や人間の思考傾向など、響くところだらけでマーカーだらけです。大事な部分のピックアップができない…(笑)

ということで、先月のお勧めは

⑤身体構造力 〜日本人のからだと思考の関係論〜

岩田松雄氏の著書も捨てがたいですが、自分の職務の自信が爆上がりしましたし、これからますますお客様の身体を良くしていくお手伝いの知識を手に入れたことにワクワクしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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