痛みと動作

体に起こる痛みには大きく分けて2つあります。

①突発的な事象により皮膚や筋肉・靭帯・骨などに炎症や損傷を受ける『外傷』

昨年末の私はまさにこんな感じ…

②動作によって痛み、痺れなどを起こす『障害』

腰痛は代表的な障害

動作(姿勢保持も含む)によって起こる障害の原因は

不適切な動作

にあります。簡単に言うと

筋肉が硬くなった状態で動かすと、他の筋肉が余計に力を使って疲れる=硬くなる(弾性を失う)

「硬くなった筋肉が縮もうとするときに痛む」「反対に、硬くなった筋肉が引き伸ばされても痛む」部位によって多少の違いはありますが、ほとんどの障害はこのメカニズムで発生します。

ちなみに硬くなりやすい筋肉は、どれ(どこ)でしょう?ヒントは、よく使われる筋肉です。

ムキムキしていなくても筋肉は皆さんしっかりついています

正解は…

姿勢維持筋

です。大きな筋肉だけで言うと下から、

ふくらはぎ/太腿前/太腿後ろ/お尻/腰/首。それから、ぶら下がった腕が外れないよう常に支えている肩周辺の筋肉!たくさんありますね(笑)

ちなみにこれらは、大きな筋肉を部位ごとにまとめているので、分けたらもっとたくさんの種類になりますよ。

しかも体には大きな筋肉だけでなく、小さな小さな筋肉がもっといっぱいあって、その筋肉たちも姿勢保持のために活躍している=硬くなりやすい筋肉がたくさんある、ということなんですが、どこが原因なのか、それを見つけるのが

リハ*トレーナーゆうか

のできることの一つです。

お医者さんは、起こった症状を抑えるために治療をします。が、実は『障害』は

お医者さんには治せない

のです!お医者さんのできる治療、すなわち投薬・手術で症状(痛み)を抑えることはできますが、原因(不適切動作など)を見つけ改めないと

根本的解決にならない

のです。痛みの原因となる体のクセを見つけるために簡単な動作を行なっていただき、評価をした上でクセを取って調子を整えます。最終的に治すのは自分の力「治癒力・回復力」です。

手軽な運動としてウォーキングは悪くないです、が…

「運動しよう!」といきなり筋トレやウォーキング、ストレッチなどを始めると不適切動作を起こしやすくなります。人間、年齢を重ねると姿勢や体の使い方にクセも出てきますので…

今ある痛みはもちろん、まだ出ていない痛みを予防するのも有効です。早けされば早いほど、改善も早いです。

気になったらぜひお問い合わせください。

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