今日は先月の読書記録から反響の大きかった
自然に沿った、子どものための暮らし・体・心の大全
の読後レポートをまとめます。
現代医学(西洋医学)は対症療法
・細分化して科学的に突き詰めていく考え方
・症状をとる、検査の値を良くすることに特化
・自然治癒力についてはほとんど触れない
間違いではない、役に立つことも多いが、一つの正解ではない。症状をとったり検査の改善をすること、いわゆる目先の問題解決が生涯にわたって健康を維持することと同じであるとは限らない。
すべての病気は自然から離れた日常生活(食事・生活・メンタル)が原因になっている
食事の原則
①ごはん(玄米)・味噌汁・漬け物
・玄米には栄養+優れた解毒作用がある
・玄米が体質に合わない=胃腸や腸内細菌の状態が玄米を消化吸収できないほど悪くなっている
・食事の内容に合わせて体が変化・調節される
・腸や腸内細菌の状態が良ければ、食材に含まれない必要栄養を作ったり調節したりする機能がある。だから、腸内環境が大事❗️(西洋医学・栄養学・健康学にはない)
②少食(子供は除く)
・現代病、特に生活習慣病の多くは食べ過ぎが原因
・人間の脳は「長い歴史で餓死しないためにカロリー欲を持つ」が、飽食の時代にそぐわない
③身土不ニ(地産地消)
・「自分が住んでいる土地と体には密接な関係があり、同じものである」という考え方。
・暑い時期は体を冷やす果実、寒い時期は温まる根菜など、季節に合わせて体が良くなるような「旬のもの」がその土地で採れる
・「なるべく自分の住む地域で採れた旬のものをいただきましょう」
④一物全体(全部をいただく)
・作物は全体で生命として完全である。その後の消化・吸収・代謝などに必要なすべての栄養素が揃っている
・玄米は梅雨時でも虫がわかない。卵は生のまま割らなければ、果物の皮をむいたり野菜を切ったりしなければ長持ちする。
・不自然な状態(精米・卵を割ったり茹でたり・果物や野菜カット)にすると不完全な食品となり、消化・吸収・代謝のために体から栄養が奪われる=精製、精白が進むほど体に負担がかかる
⑤食物繊維(一物全体すればOK)
・食物繊維は腸や腸内細菌の状態を整える
・他にも毒物(農薬・添加物など)の吸着、糖類の吸収を遅らせる、ミネラルやビタミンの吸収を良くする作用
⑥発酵食品(和の食材や調味料)
・食物繊維同様、腸や腸内細菌の状態を整える
・かつお節、漬け物、梅干し、甘酒、納豆などの食材や味噌、醤油、酢、みりん、塩麹などの調味料
⑦よく噛む
・咀嚼の効用…歯並び向上、表情筋作用、脳の血流アップ、脳活性化、姿勢改善など
・唾液の効用…消化吸収の促進、毒分解、口内常在菌保護、虫歯予防、味覚発達、免疫力アップ、がんなどの予防など
⑧楽しく&感謝して(味だけでない、美味しさUP)
・美味しいもの=体にいいもの、ではないが、味覚の美味しさと心で感じる美味しさを大切にすることで体が喜んで消化吸収体調をしてくれる
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西洋医学と食事のことで今日は終わります。これもシリーズ何回か続きそう…
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