丁寧に動くということ

ゆっくり動けない人は、怪我をしやすい

この文章を読んで「あー、そうかも」となるか「なんで?」と思うか。

「なんで?」と思うそこのあなた。せっかちじゃありませんか?

「あーそうかも」と思った人も、おそらくせっかちさんです笑。

せっかちさんはゆっくり動くのが苦手、そして、どこかが痛い人多いです。それはなぜか?

ゆっくり動く=車でいうところの「徐行運転」、いつでも止まれる状態です。

車の運転中

「あっ、危ない❗️」

と思ったときにすぐ止まれなかったら事故になりますよね?徐行運転なら危険回避ができるけど、時速40kmで走っていたらすぐに止まれなくてぶつかってしまいます。

ゆっくり動ける人は、どこまで動かしたらどこが痛むかわかるから、ひどくなる前に動きを制御できますが、ゆっくり動くのが苦手な人は、つい早く動いてしまうから「痛い」と思っても動きを止めることができないで、もっと痛めてしまったりするのです。

そしてゆっくり動くのが苦手な人は痛いのを我慢して動き続けるから、体が常に痛みに耐えるために緊張して強張って。筋肉が常に収縮しているから、動くときにも余計な力が必要になって、ますます力んだ状態が続いてしまうのです。血圧も、上がりがち(筋肉の緊張で血管が狭くなる→血液を末端まで届けるために心臓が力強く送り出す→高血圧)。

ゆっくり動ける人は、体を丁寧に使えるので不調が出にくいです。力が抜けているので動き出しも力まずに、スッと。そしてコントロールがうまくできているので、無理な動きを避けることができて、怪我をしにくいのです。

自動車教習所でも、徐行運転から始めますよね。

ハンドルやブレーキなどの操作に慣れてから、スピードを上げた運転をするはずです。なぜなら、ハンドルやブレーキ操作のミスで事故が起きるから。まずはゆっくり、丁寧に動ける体を作っていきましょう。

例えば

・ゴルフのスイング動作を、超スローでできますか?

・テニスのサーブの動きを、超スローでできますか?

・野球のピッチングの動きを、超スローでできますか?

そのときに力は抜けてますか?

違和感を感じるところはありませんか?

呼吸、止まっていませんか?

自分の体の構造や機能は、ある程度知っておくといいですよね。なぜなら、自分の体に何か不具合が起きても、自分でできることが増えるから。

車に詳しい人は、車のちょっとした不具合なら自分で改善しますよ。でも、知らないと小さな不具合も全部人にお願いしなければならない訳です。

一生付き合う自分の体、自分でできることは自分でやる。自分ではどうしようもないところは専門家の手を借りる。そうなっていけるように、私のセッションでは不具合の改善だけでなく、骨、関節、筋肉がどうなっているのかを説明しながら知識を増やしていただくこともしています。

不具合があったらまずはそこの改善をします。そこから丁寧に動ける体で、

痛めない動き方と知識

をゲットしましょう。

硬さも痛みも機能不全

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

ブログの感想や疑問、質問、気になることなどは公式LINE(個別のやりとり)からお願いします。お気軽にメッセージください。

#YourBestSolution #出張パーソナルトレーナー   #流山 #柏 #野田 #松戸 #トレーニング #ストレッチ #リリース #リハビリ #ととのえる #つかえる #きたえる #丁寧に動く #ゆっくり動作 #徐行運転 #痛み #高血圧