乾燥注意報

関東では昨年12月から、ほとんど雨が降っていません。パラっと降っても空気の乾燥はほぼ変わらず、乾燥注意報がずーっと続いています。

湿度は『%』で表しますが、気温の高低によって空気が蓄えられる水分(飽和水蒸気量)が変わるので、「湿度50%」は夏と冬で乾燥度合いが違います。

例えば気温10℃・湿度50%は1㎥あたり4.7g気温20℃・50%だと8.6gの水分が空気に含まれているという計算ができます。

外気温が10℃・湿度50%の日にエアコンで室内を20℃に温めると、室内の湿度は

26%❗️

これなら冬の洗濯物室内干しも乾きますね❗️

ということは、当然

人間も乾きます

▶︎粘膜が乾燥する→ウイルスが増殖する→感染症の発症

▶︎皮膚が乾燥する→硬くなる→割れて傷になる

▶︎皮膚が乾燥する→痒くなる→掻いて皮膚が荒れる→皮膚炎

表面的にはバリア機能=免疫機能が落ちて、体に不快症状が出てきます。他にも体の内側で

▶︎血液が濃くなる(ドロドロ)→血圧上げる(高血圧)→動脈硬化

▶︎リンパ液不足→老廃物が循環しなくなる→毒素が溜まる→筋肉疲労・内臓疾患など

冬に出やすいこれらの症状は

水分摂取で解消

できる可能性が高いのです。

お水、飲んでますか?

生き物は脱水(や飢餓)に強くできています。現代の日本では水分不足(&飽食)が深刻な状況です。そのせいで病気が増え、どんどん薬を飲まされています。

飲まなくて平気、は体内感覚のズレです(ついでに言うと「食べずにいられない」も)。上記の症状がある方は、まずご自身の水分摂取量を増やすことをおすすめいたします。

水分摂取量の増やし方

①どんな種類でもいいから、まずは【1日2ℓ】

②慣れてきたら少しずつ内容の見直し。糖分・カフェイン(コーヒーだけでなく紅茶・緑茶・烏龍茶にも含まれる)を減らしつつ量をキープ

ちなみに食事回数を減らす場合は、摂取水分を増やしてください。食事からもけっこう水分摂っていますので。

「高血圧→減塩」はウソ

これはまたの機会に回します。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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