歩行という動作

人間の歩行時の体の動きは

左脚・右脚交互に前に出す

という動作ですが、その動作に関わる主な部位関節は

足底・足関節・膝・股関節・骨盤・脊柱

とこれだけあります。

例えば右脚を前に出す時は、

①左足底に体重乗せて

②左脚でまっすぐ体支えて

③左股関節と右脇腹骨盤の傾きを留めて

④右脚を持ち上げ

骨盤を左に回旋

脊柱を右に回して

⑦右脚を前に振り出して

⑧右踵を着地させ

⑨右足首を徐々に伸ばして

⑩右足底に体重乗せて(①に戻る)

という複雑な行程を、ほぼ無意識で各部位が動かし支えてくれているわけです。

ちなみに関節は骨と骨が接する部分、それをつなぐのが靭帯で筋肉と骨をつなげるのが、骨を動かすのが筋肉、それに伴って伸び縮みする膜が筋膜・皮膚です。

これだけたくさんの部位で様々な組織が動いたり動きを止めたり働くわけですが、その一部にエラーが起きていたら。エラーの連鎖が起こります。毎日の小さなエラーの繰り返しが積み重なり、稼動性の悪さや炎症に繋がっていきます。そうなって初めて『痛み』が出てくるのです。痛みが出た時にはすでに体のエラーが積み上がっているのです。

右の図はエラー動作がありますね。

だから本当は痛みが出る前に‼️と思いますが、痛みが出ないと異常に気付きにくいのもわかります。なので、痛みに気付いたらすぐに対処できるといいなぁ、というお話です。

これらのエラーが起こるのは『運動器』と言って運動によって修正ができる部位なので、トレーナーがお役に立てると思っています。

病院に行かずに改善したい方はぜひ、お近くのトレーナーにご相談ください(笑)

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