発育発達理論

目標は赤ちゃん

生まれたばかりの赤ちゃんの体は、グニャグニャで柔軟性しかないですよね。その状態から約1年かけて、安定性を身につけて歩けるようになっていく過程を辿って、体をととのえ使えるようにするのが

発育発達理論

という考え方です。

大人の体は安定性強め=硬い!ので、まずは柔軟性を取り戻していくのが“ととのえる・使える・鍛える”の『ととのえる』になります。

柔軟性獲得にはストレッチ…?

ストレッチは硬くなった筋肉を伸ばすには有効ですが、その前に

過緊張の筋肉を緩める

が必要になります。無意識のうちに緊張している筋肉を無理やり伸ばしたら、痛めちゃいますから。過緊張の筋肉を脱力させるアプローチは、仰向けで行う『腹式呼吸』が有効です。

※そもそも脱力は「させる」ものではなく、「している」状態が理想なんですけどね。

脱力の次段階

過緊張が取れると実は安定性が落ちます。そのため、過緊張のない状態で正しく安定性を養うが必要になります。ここで役に立つのが

赤ちゃんの発育発達の段階を追う=発育発達理論

です。仰向け・うつ伏せ・四つ這い・座位・膝立ち・立位。段々と体が床から離れる姿勢で、様々な動きを入れていきます。これが“ととのえる・使える・鍛える”の『使える』になります。きちんと段階を追うと、体のお悩みを根本解決することができるのです。

実は先日の腰痛改善講座の参加者から「翌日からギックリ腰ギリギリの状態になった」というご連絡をいただきました。力仕事もされる業務で、過緊張を取った不安定な状態の腰に無理がかかってしまったのだと推察されます。幸い、数日で回復されたとご報告をいただきましたが、配慮が足らず実技に安定性トレーニングを落としてしまい、申し訳ありませんでした。

呼吸法・発育発達理論とも、難しいことはやりません。が、コツが必要になりますので、トレーナーがついた方が「効率よく最短で」目的に達しやすくなります。他のトレーニングも同じです。

トレーナーはカーナビ

現在地の把握なくして目的地へのルート案内はあり得ません。現在地(現状)把握して目的地(目的)を設定するのがカウンセリングになります。最短で目標達成、根本からのお悩み解決がしたい方はぜひ、お近くのトレーナー(笑)にご相談ください。

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