人間の歴史は長いこと感染症との闘いで、たくさんの学者さんたちが感染対策を研究して科学的に解明され、命を落とす人が激減したのはありがたいことです。が、現代は過度な清潔思考がかえって体を弱めていると感じます。
コロナ禍の手洗い・手指消毒は感染対策には一定の効果もありましたが、手荒れがひどくなった人も多かったイメージです(特に子供たち)。手が荒れると皮膚のバリア機能が低下して、皮膚内に有害なウイルス・細菌が侵入しやすくなります。手にいる常在菌を洗い過ぎてしまうことでかえって毒性の強い菌が手に残り、粘膜に触れたり菌を拡散してしまうこともあり得ます。
人間は常在菌と共生する『超個体』
腸内細菌の適正なバランスとして「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」と聞いたことはありますか?たくさんの菌類は
絶妙なパワーバランスを保つ
ことで悪玉菌もが人間の体に良い作用をもたらすような働きをするのです。これはもちろん手指に限ったことではありません。体も顔も髪の毛も❗️現代人は「泡を立てて」「ゴシゴシ」洗い過ぎて「さらに殺菌」して常在菌をやっつけてしまっています。免疫力が下がったりアレルギーが増えたりしている要因として考えられることです。
そもそも推奨しているのは誰か
私が「洗い過ぎ」に疑問を持ち始めたのは「朝も洗顔料を使ってしっかり洗い❗️」というのを見てから。だいぶ前ですね。夜のダブル洗顔は、油分でメイクを落としてから余計な油分を洗顔料で流す必要があるのはわかる、けどそれだけしっかり洗ってから睡眠しかしていないのに朝も「洗顔料を使う」の意味は?必要な皮脂を全部洗い流しちゃうんじゃない?そこから色々塗って肌を整える?皮脂残した方が肌にいいんじゃない?
そんな疑問から「誰がよく洗えと言っているか」を観察したら、洗顔料や化粧品のメーカーなんですよ❗️そりゃ、売りたいから当たり前ですね。つまり、消費者のためではないと気付いたのです。
過度を止める
まず、除菌殺菌のやり過ぎは止めましょう。特に小さいお子さんの周りの除菌殺菌は、菌よりも悪い影響を体に残します(一生を決める腸内細菌を取り込む機会を奪い、生涯腸内バランスが整いにくくなる)。
そして髪の毛やお肌に悩みのある方は、シャンプーやボデーソープを止めてみてほしいです。改善する可能性が高いです。私が湯シャン、ノーソープにしてから数年経ちますが、かえって肌も髪もコンディションがいいです。さらなる利点は「面倒が減る」「支出が減る」(笑)
過去記事にもありますが、これは絶対的正解ではありません。ご自身のペースで、できる範囲で、「やり過ぎ」を少しずつ減らしてみるとかえって快適になるかも、という提案です。
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