物心ついたころから、買い物の際は「少しでも安い物」を選んでいましたが、最近改めるようになりました。なぜなら
安さには理由がある
ということが身に沁みてわかるようになったからです。
以前、野菜ソムリエの友達から「化学肥料と農薬」のことを聞きました。
「化学肥料を使うと生育が早くなって収穫率が上がるの。ただし、形は同じでも成分が違う。栄養価は低く、水分が多い。大根おろしにすると違いがわかる。そして人間の体にも当然悪影響を及ぼす農薬を使うのは、虫が付かない綺麗な見た目の野菜が手間なく作れるから。」
野菜ソムリエからもらった蕪と食べ比べてみたら、スーパーの安い野菜は美味しくないと感じました。また、安売りの野菜は傷みが早い…これは生命力の違いだと思います。化学肥料で大きく育った野菜は生命力が低い気がします。
人間は動物や植物の「生命」をいただいて生きていますが、いただく食材自体の生命力が低かったら、自分自身の生命力も落ちる。結局、「安物買いは命を縮める(病気を生む)」そう思うようになりました。
価格の差は人件費の差
人の手がかかると、そこに経費が発生します。それを抑えることによってのみ、低価格が実現できるのです。最近では人によるサービスをとことん抑えた業態が増えてきていますよね。
・人を置かないスポーツジム
・機械が洗髪する美容院
・ロボットが配膳するレストラン
・セルフレジのスーパーやコンビニ
・チェックイン、チェックアウトが無人でできるホテル
細かくいうと既存のサービスもスマートフォンなどに移行していることが増えてきて、自分でできることを増やす必要性が高まっています。有人のサービスを受けるには別料金がかかる時代です(今、携帯ショップで説明受けるのも⁉︎有料サービスになっているそうです)。
ちなみに私のパーソナルトレーニングも、対面なので料金がかかります(初回30分相談は無料です)。が、価格に対して「価値が高い」と思っていただけるよう、持っている知識を惜しみなくお伝えして、ご自身で身体の管理ができるようになったら、いつかは「卒業」を目指すのが理想です。
「価格」と「価値」
価値に見合った価格設定がされているか、不自然な安さの裏には何があるのか、高いものにそれだけの価値があるのか、見極めて選びたいですね。安い食材や手頃にお腹を満たせる食べ物が未来の体にもたらす影響も考えていきたいです。
ちなみに手頃にお腹を満たせる食べ物は
糖質が多い
ですよ❗️
まずは知ること。知った上で上手に選択しましょう。
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