自力で免疫力を上げる腸の強化書③

前々回は腸と免疫力の関係についてこの本で学んだこと・改めて感心したことを、前回は腸が喜ぶ食材について書きました。今日は予告通り

免疫力低下によって起こる病気

について書きます!

免疫力を高めることによって予防できる主な疾患

がん…実は健康な人でも、毎日3,000〜5,000個もがん細胞が発生しています。このがん細胞をやっつける免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)は腸で活性化しています。

生活習慣病…特に食生活を原因とした「脂質異常症」や「糖尿病」は、腸活による免疫力アップで抑え込むことができるのです。

胃潰瘍…強酸性の胃の中でも生存することができる、胃潰瘍や胃がんの原因とも言われるピロリ菌、これも免疫細胞の働きで撃退することができます!

インフルエンザ・ノロウイルスなどウイルス性疾患…ウイルスが入り込んだ細胞を攻撃、破壊して発症を防ぎます。また感染細胞を取り込んでウイルスの情報を記憶し、次の侵入時には素早く強力に攻撃できるようになります(獲得免疫)。

病原性大腸菌…外から侵入した病原性大腸菌は小腸の免疫細胞がやっつけます。菌が繁殖する前にやっつけられれば発症を抑え込めます。

アレルギー性疾患…アレルギー物質である食べ物や花粉に免疫細胞が過剰に反応して炎症などを起こすのがアレルギー性疾患です。長芋のかゆみやキノコなどの毒はこれに当たりません。過敏な反応を抑えるためにも免疫細胞のバランスを整えることが重要です。

自己免疫疾患…免疫細胞が正常な組織を攻撃して起こるのが自己免疫疾患です。関節リウマチやバセドウ病など、よく聞く名前も数種類あります。免疫細胞の働きを正常に保つことで発症を防ぎましょう。

生活習慣の改善も効果絶大です!病気の素の一つと言われる

活性酸素

の除去に有効なのが

よく噛んで食べること…唾液自体に抗酸化作用の酵素が含まれていること、そして唾液の消化酵素が消化吸収を促進して腸内環境が整い、免疫力アップになります!

糖分を摂り過ぎないこと…40代後半から体内の解糖系エネルギーの代謝が落ちるので糖質(主食や甘味)摂取の見直しを。使われなかった糖分から活性酸素が発生するため、病気に罹りやすくなります。

古い油や添加物を避けること…油は空気や光に触れたり高温になると酸化して過酸化脂質という毒性の物質に変性します。添加物も体にとっては有害物質、肝臓の解毒作用によって分解される際に大量の活性酸素を発生させます。

過剰なストレスを避けること…ストレスを受けると一時的に血流が悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素を発生させます。繰り返すことで活性酸素を溜め込むことに…

薬に頼り過ぎないこと…薬を分解するのも肝臓の役目。肝臓の分解作用によって活性酸素を発生させることがわかってきています。薬がかえって自己免疫力を低下させることにならないよう、安易な服用は控えたいですね。

結局結論は

体にいいことやりましょう

でしたが(笑)腸から体のことを考えると実は免疫力向上に繋がるから、「だから体にいいんだな」と思い至ることができたら行動の理由付けがしやすいと思います。

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